「仕事」での優秀なコーディネート
【仕事 】仕事のタスク管理
準2級UDコーディネーター(製造業)
日々の業務がとても多忙で、まともにやると定時内に必要な業務が終わらない状況が自身問題に感じてました。業務はマルチタスクで、残業する場合も二日前に申請しないと行けないシステムで、それなのに、当日予定外の業務が増えるのも日常茶飯事で、疲弊した状態になってました。
そこで、一日の業務内容を優先順位をつけ整理、見える化することを今一度試みました。その都度必要なタスクは、メモ帳に、箇条書きで追加するのですが、それを一日の流れに落とし込むところに注意を向けました。
残っている箇条書きのタスクリストを見直し、その中から、翌日にやる内容を選んで行きます。そして、同じメモ帳の、後ろ側に、翌日やる1日のタスクを、時間刻みで写すようにしました。予定外の仕事が日常茶飯事なので、書いた通りにはなりませんが、それを理解した上で、からの予定を緻密に見積もっていくことで、仕事の効率が上がったと感じてます。
元々、時間の見積りが苦手な特性を持つ私自身なので、前日の見積りと実際を照らし合わせることで、少しずつ精度を上げられるようになることを期待します。
また、2つの機能を持つメモ帳ですが、一冊に収まっているのも利点です。
【仕事 】業者様からの商品提案について
準2級UDコーディネーター(小売業)
私は仕入担当で、お取引業者様から新商品紹介であったり、新規業者様から商品のご提案が頻繫にございます。私自身の業務の簡素化とお客様へのサービス向上の為、私は仕入窓口として各業者様より商品のご提案時期を決め、アポイントの日程を調整し業者様より商品説明をして頂く。各業者様からご案内頂きました商品アイテムをリストに纏めて、各店舗の責任者へ回覧の準備を進め、各店舗の責任者が商品の採否を決めて行きます。
業者様よりお預かりした商品内容が店舗責任者が分かりやすいように改善してみました。
業者様より見積書と商品サンプル品をお預かりするだけでなく、一緒に商品説明書及び企画書などご提示して頂く。商品の特徴やセールスポイントなど共有したら店舗責任者も商品の選定もしやすくなりますし、改めて業者様へ確認する作業も減り、私の業務も改善されます。
良い商品の販売にも繋がり、商品説明書を共有することで販売員もお客様への接客に利用し、セールストークも増え、お客様にも喜んで頂けました。
【仕事】紙と電子のUD的利点とは
準2級UDコーディネーター(デザイン)
自治体からの納税などに関する通知書とウェブサイトの改善を提案するお仕事がありました。その中で、封書で郵送する通知書のページ数をなるべく減らし、印刷コストを下げることはできないかという要望が出ました。それに対しはじめは、情報の一部を省きその内容にあたるウェブページへ二次元コードで誘導する、と提案しました。しかし、対象者に自動的に送られてくる紙の通知書がいわゆる『プッシュ型』の情報提供であるにもかかわらず、その中に受け取り側が「取りにいかなければいけない」アクションを混ぜては本末転倒だ、と考え直しました。
この事から、紙媒体では、提供側の責任を果たす意味でも必要な情報はすべて表記すること、そしてデジタルでの方が情報を受け取りやすい方々に向けては、はっきりと別立てにして、ウェブサイトへ誘導することが必要だと、あらためて考えが整理されました。
UD視点での提案では、コスト面が課題になることもありますが、フィジカルとデジタルのそれぞれの強みを見直し、より多くの方に使いやすいデザインを設計できるよう視野を広げていきたいです。
【仕事】社内使用施設7か所の清掃用具設置について
準2級UDコーディネーター(小売業)
社内施設、事務所、更衣室、会費室、休憩室、倉庫の清掃用具調整。
これまで全施設ダスキンモップを設置、事務所は掃除機セットで設置し、基本総務担当者が清掃を行っていました。担当業務が多忙な時も社内を清潔に保つ、社内環境を整えるため、清掃は必須と考えていましたが、すべての施設を全社員が利用することから、各部屋へダスキンモップに加え、掃除機を設置しました。施設を使用した際、気づいたときに清掃を行っていただくシステムへ変更した結果、毎日の清掃業務ルーティーンから週2回ほどの確認清掃で環境を整えることができています。
全社員に声をかけること、備品を用意することにより、個人業務が軽減され、かつ、全社員が環境改善に意識を持っていただくことができました。まだ、検証の段階ですが、よりよい職場環境づくりを考えてまいります。
【仕事】ボックスファイルの活用
準2級UDコーディネーター(非常勤講師)
現在、5校の学校の非常勤講師として働いています。乗る路線、行く場所、持って行くテキストと入館証、開始時間が毎日異なるため、それを間違うことがないように気を張っていました。
そこでボックスファイルを使用するようにしました。ボックスファイルの前面に「月」~「金」のタイトルを付け、行く学校、開始時間を大きく書き、入館証や使用するテキストをボックスに入れるようにしました。ボックスの中も、見出し付きのクリアファイルを利用して返却するもの、採点が必要なもの、次回配布するもの、年間通して使用する業務連絡書などに分けました。
もちろん自分のためですが、家族にも見える場所にあるので、「まだ家を出なくて良いの?」などの声を掛けてくれるようになり、スケジュールの共有もできるようになりました。
同じような境遇の同僚に話したところ、好評をいただき、ボックスファイルを使用し始めた人もいます。ものすごく単純なことですが、誰にでもできる、ミスを防ぐ非常に良い方法と満足しています。
【仕事】商品在庫のテプラ貼付け
準2級UDコーディネーター(販売)
新型コロナが5類に移行し、多くの観光客にお越しいただき、商品アイテムも増えています。スタッフの配置がひとつの店舗に固定ではないため、店頭引き出し内に入れる在庫が偏ったり、スタッフによっては違う商品を入れてしまうようです。
皆がわかりやすいように、商品名をテプラ作成し、年内を目処に引き出しへ貼付ける作業をすすめることにしました。すすめるにあたり、スタッフ全員へその旨配信し、現在およそ半分が終了しております。12月に入りましたので、他のスタッフとも協力し合い、手分けしてすすめていく予定でございます。
【仕事】カタログ用棚の利用開始
準2級UDコーディネーター(レンタル業)
業種柄(レンタル卸)であることから、メーカーからの営業及び情報収集で様々なメーカーカタログが集まってきます。
今までは各営業が個人で管理を行ってきたが、膨大な量になることからカタログ専用の棚を用意し、入口スペースに設置。棚は扉付きのものを使用、扉前に種別の代表的なカタログを一部おいてどのカテゴリが収納されているか一目でわかるように管理。メーカーのカタログが刷新された際は古いものは処分。事務所と併設した入口付近に設置したことから顧客からの商品問合せの際に事務型も使用することができ、返答率や時間短縮にも効果がありました。
【仕事】商品のリーフレット活用
準2級UDコーディネーター(メーカー)
食品・雑貨の販売職をしています。購入者へ配布しているリーフレットがあり、定期的に内容が刷新されます。全商品が掲載されているわけではないため、ギフトで贈られるお客様から「購入商品が載っているリーフレットはないの?」と度々ご意見をいただきました。
<気づき>
- 全商品の情報を見る場合にはサイトのQRコードを案内していたが、商品の値段が分かってしまうため「ギフト」向きの案内ではない
- リーフレットのサイズや形状を変えるのは難しい(予算の都合上)
- ギフトに選ばれる商品、かつ「説明を必要とする」声が多く上がっていたのは一部の商品(売れ筋商品)である
<実施したこと・結果>
- (売れ筋商品3点に的を絞り、ECサイトに掲載されている商品説明をカードサイズに印刷し、1つの店舗で試験的に配布→お客さまの声、従業員の声をフィードバックした
- 1を実施した店舗から良い反応をもらえたので、経営陣&デザイナーへ報告し、リーフレットの内容変更を申し出た(売れ筋商品3点はリーフレットすべて掲載&情報量を増やす、商品の値段を書かない)
- リーフレットに売れ筋商品3点の詳細情報が掲載されたことで、お客様からの反応も良くなり、ギフト客への案内がしやすくなった。
現場での不満や問題点をしっかりと洗い出した上で改善案を出すことで、スピーディーな問題解決につながったと思う。
【仕事】BtoBクラウドサービスのUI改善
準2級UDコーディネーター(プロダクト開発)
<概要>
法人のお客様が自社サイトのデータを収集し、分析・改善を行うためのクラウドツールのUI改善をおこなった。
<課題>
中小企業のITに慣れていない会社様向けのサービスにも関わらず下記3点において課題が見られた。
- ボタンがボタンらしく振る舞っておらず、ページ内で何が押せるのかが伝わらない。(アフォーダンス)
- アクションボタンの文言や、項目のラベル付けが不明瞭で、ページ内で何ができるのか伝わらない。(概念モデル)
- ボタン押下時にシステム側からの反応がないため画面が固まってしまったと感じたり、画面の変化が微量で何が起こったのかわからない。(フィードバック)
<改善内容>
- アフォーダンス:ページ内の「アクション」を洗い出し、それぞれの性質に合わせて「ボタン」「プルダウン」「テキストリンク」を再度当て直していった。それぞれのUIはITに慣れていないユーザーでも使いこなせるよう「あえてカッコイイデザイン」などは避けて「過去誰でも見たことがあるデザイン」を採用した。またPCを使い慣れていないユーザーがマウスを使って細かい作業をすることは困難であるため、全体のクリッカぶる領域に最小値を設定した。
- 概念モデル:「このページは何ができるのか」をユーザーに明示するため、ページ名を機能に沿うように再考した。またアクションボタンも「機能」を説明するラベルではなく、「押したら何が起きるのか」を意識し修正した。
- フィードバック:ボタンを押下後にシステムはローディングしているのか、登録を受け付けたのかがユーザーに伝わるよう「ローディングアイコン」や「登録完了のトースト」を表示することを全ボタンに対して再検討した。
【仕事】警備業にユニバーサルデザインの視点を!
準2級UDコーディネーター(サービス業)
私は警備会社に勤務する40代の女性です。今は本社勤務となった私も、以前は『施設警備兼案内係』として、大型商業施設の中で多くのお客さまと接してきました。館内を巡回する警備員にユニバーサルデザインの視点があれば、利用するお客さまは快適になり、施設の価値も上がります。
目の前のお客さまをお手伝いすることも大切ですが、根本的な解決法を考え、それを提案できる力のほうがもっともっと大切。この事実を社内教育に取り入れ、一人ひとりに理解してもらいたいと考えています。
まずは社内のeラーニングのシステムを使い、いつでも、誰でも見られるような形で、ユニバーサルデザインを知ってもらうことからはじめるつもりです。そのための資料作りはほぼ完了しました。あとは関係各所に通し、実行するのみです。
警備業では、警備的知識・技術・機器の操作が最優先で、その次にやっとマナーという感じです。
私がユニバーサルデザインの話をしても「?」といった反応の方も多いので、道のりは長いと感じております。ですが、巡回時の視点に、ご案内や説明時のツール作りに、避難誘導時の知識として、大いに役に立つ知識です。これからも、自信をもって活動を続けていきたいと思います。
【仕事】産学連携クラウドファンディング・プロジェクト実行において様々な場面で生かされました
準2級UDコーディネーター(アパレル)
「片麻痺・高次脳機能障害に特化した洋服作り」をテーマに大学生と共にクラウドファンディングに挑戦し、動画撮影やサイト制作など様々な場面で生かされました。
脳梗塞の後遺症により片麻痺、高次脳機能障害(半側空間無視、注意障害)の人を対象に撮影、プロジェクトページの作成を行いました。
- 対談シーンの撮影において、注意障害のある人に対しては長尺の撮影は避け、細かく切って撮影し編集で繋ぐよう配慮することができた。(長い文章を覚えて喋ることが困難な相手に対する配慮)
- 撮影中、複数の情報共有手段(音声情報、視覚情報など)を用意し、キャストとなる撮影される人が戸惑わないよう配慮することができました。
- また上記1、2を事前に、あるいは撮影中の要所要所で障がい者の特徴や必要な配慮を共有することができた為、大きな混乱もなく、欲しい画を撮影することができました。
- ページの制作においても、文字の大きさや背景との色のコントラスト、予め画面下の方に字幕が入る旨のお知らせを入れるなど視覚障害者に対して配慮することができました。
- ごく僅かではありますが、一番訴求したい部分には英語のテキストを入れ外国人の方にも見て頂けるようなページを作ることができました。
- 一番良かったと思うのは、支援をお願いしたい内容だけにフォーカスして訴求するのではなく、ページ全体ユニバーサル・コーディネートに配慮したUI・UXデザインができたことです。
【仕事】金融機関からのDMの改善
準2級UDコーディネーター(デザイン)
金融機関から年1回送付される総合通知の改善を行った。コロナ禍で実査が動画視聴となったが、得意先・デザイナーも含めて高齢者の行動観察レビューを行った。継続して認証を受けている案件のためか得意先の担当者たち全員が全プロセスに参加してもらえるように調整することに苦労した。レビューでの気づきを改善デザインに反映する際も、得意先の審査部門の確認もあり時間の制約がある中で、ベストの結果が出せるように注力した。DMに折りたたまれて封入されているため、ヘッドコピーが初見で伝わりづらく、おられた状態でも伝わるように文言を工夫した。また表紙のインデックスでは通し番号を止め、ページ数だけにすることで見やすく伝わりやすくすることができた。レビューを行ったため、得意先に対しても説明の文字量を抑えることが共通課題として認識してもらえてよかった。これからもUDコーディネーターの知見を活かし改善を継続していきたい。
【仕事】アンケート用紙のデザイン
準2級UDコーディネーター(デザイン)
講演会の準備の中で、来場者アンケートを実施することになりました。主な目的は次回以降の広報活動に活かすためですが、内容を詰めていく内にどんどん詳細で正確なデータの獲得が目的になってきました。特に「申し込みのきっかけ」の設問では、ポスターやチラシを設置した場所を全て網羅するような大量の選択肢を設ける案まで出てきました。
しかし、そもそも長時間の講演が終わった後は、大半の方の心理として早く帰りたいものです。アンケートは丁寧に書いてもらえる場合もありますが、出さずに帰るという人も少なくありません。シンプルな方が「これぐらいなら回答してみよう」という気持ちになります。そこで、
- 質問数を絞る
- 選択肢を絞る(記入式の質問も内容を簡潔に)
- 挨拶文や説明文を簡潔に
- WEBでも回答できるように(QRコードで質問フォームへ誘導)
- 使い捨てのクリップペンシルを用意
- 回収BOXを退室の動線上に配置
これらを取り入れ、A4用紙の片面にスッキリ納まる程度のボリュームのアンケートができました。その結果、WEBと合わせて約70%に近い回答が得られました。とはいえ、中には回答の抜けもあったので、運営側が欲しいデータと参加者側にストレスがない作業の折り合いをつけながら、今後も改良を重ねていきます。
【仕事】色に頼らない表現を意識した資料作成
準2級UDコーディネーター(金融)
準2級の講座の中で、「色があるからと言って読んでもらえたり、理解されるというわけではない」(←ニュアンスは違うかもしれません)といった内容のお話がとても印象に残っていました。
普段から社内向け資料を作成する機会があり、わかりやすく理解されるように作成するにはどうしたらいいのか普段から悩んでいた中で、良い刺激をいただけたお話でした。
講義を受講した後は、フォントや、文字の大きさ、余白や文章の動線、その他の書式を意識しながら資料を作るようになったように思います。引き続き色も活用してはいますが、色以外にも工夫する部分が沢山あるんだなと気づきになりました。
上記の事を意識する事で、資料としてのクオリティも上がったように感じています。
今後も、前提知識がない人にも理解されやすい資料作りを工夫していきたいと思います。
【仕事】介護施設の利用者様のご飯量
2級UDコーディネーター(調理師)
施設利用者様のご飯茶碗の内側が白いため、ご飯の量が見えづらいので、50g、100g、150gごとに色分けラインを付けて見やすくした。
また、ご飯のグラム数を決められている方にも目安となるラインを付けた。
色分けすることにより、ご飯も見えやすく、利用者様も食べやすそうで、食べた量もわかりやすくなった。
【仕事】職能団体でのUD的仕事の進め方
2級UDコーディネーター(医療)
とある職能団体の役員に就任し、膨大な仕事量が舞い込んできました。
メールでの連絡が主で、かなりのスレッドが立ち上がるので、Gmailのスレッドをまとめる機能を使い、またラベル付けを多用し、仕事を仕分けることにしました。終わったタスクはすぐにアーカイブし、メールボックス内でタスクが残っているか管理できるようになりました。また各仕事を1プロジェクトに分け、プロジェクトリーダーを任命し、進行をわかりするよう工夫しました。
一般的な会社では当たり前のやり方かもしれませんが、この職能団体は所属も年齢も違う人々の集まりなので、誰でもわかりやすく仕事を遂行していくために、自分が思うUD的仕事術を取り入れるようにしました。
【仕事】新聞広告等における表示内容の見直し
2級UDコーディネーター(デザイン・広告代理)
定期的に同じ趣旨の広告を制作していると、記載する内容も毎回ある程度決まってしまっていました。基本的には必要最低限なことばかりなので、当然と言えば当然ですが。
建設会社の住宅見学会告知の新聞広告を制作している時のこと、必要な情報をいつものようにパソコンで入力しレイアウトはできたもの改めて見直すと、文字量の多さ、加えて限られた紙面に詰め込んだことによる文字の小ささ、果たしてどれくらの方がこれをしっかり読んでくれるのだろうと、ハッとしてしまいました。
主に想定している顧客層は、30〜40代のこれから家を建てようという層ではありますが、そのご両親層やリフォーム・建て替えを考えている方など、情報収集している方は年齢層も条件もいろいろです。
そこで、記載する内容を極力絞り、イラスト等の併用で分かりやすく表現することで、文字数も減りスッキリしたデザインになり読みやすくなったのはもちろん、本当に伝えたかったことがより明確に伝わる広告になりました。結果、見学会に足を運んでもらうという本来の目的にも繋がりました。
今までのやり方に捉われずに、紙面を見ている方の条件に関わらず情報がしっかり伝わるよう、これからもUDC視点で改善していきたいと思います。
【仕事】カスタマーセンターの資料を探しやすくした
2級UDコーディネーター(製造業)
商品を購入いただいたお客様からカスタマーセンターへ、商品の部品取り寄せや修理のご相談をいただきます。電話対応しているスタッフの中でも、ベテランスタッフから日の浅いスタッフまでいます。新人のスタッフから、対象商品の資料が入っているフォルダがとっさに探せないという相談がありました。商品数も多いため、新人スタッフでも探しやすいような工夫をしました。
商品が何かを選ぶと(例えば、洗面化粧台など)、イントラネットの画面に飛び、欲しい資料へ飛ぶリンク集が出てくるようにしました。図面という文字のリンクを押すと、図面集に飛びますし、部品という文字のリンクを押すと部品の名前や図面集に飛びます。
これにより、新人スタッフも電話対応時に資料が探しやすくなりました。
【仕事】教職員の間接業務を支援する
2級UDコーディネーター(会計年度任用職員)
学校の先生方の服務のひとつである、出退勤管理の中の旅費管理に関して、遅滞を減らす、間違った入力申請を減らすことが先生方の負荷を減らすことにも繋がると考え、複数年に跨り、色々とチャレンジ中。今年は他の区からの異動者、新採者向けに、申請の留意点を纏めてアナウンス。また長期休業時の申請が滞ったり間違えることが多いため、休業前に申請のポイントを纏めた資料を作成し、全員に配布。更に月末の締め前にPCの連絡ツールで締め日の連絡等を定期的に連絡後、個人へフォロー。その結果、周回遅れの申請が減った。特に旅費が発生する出張の申請に関しては同月内に収まりつつある。システムそのものはとても使いづらいのだが、人的サポートも含め丁寧な対応を継続したところ、先生方から不安な時や困ったときに気兼ねなく声をかけていただけるようになり、その結果ぎりぎりになることはあっても締めに間に合うことが多くなってきた。
【仕事】職場でのセキュリティ対策
2級UDコーディネーター(印刷業)
現在の職場ではセキュリティに対する意識が高く、離席する場合はPCの画面を必ずロックすることになっています。PC画面のロックはWin+Lのショートカットが便利です。
つい急いでいる時や周囲に誰もいない時は忘れがちなのですが、ルールはルールなので守らなくてはなりません。
そこで、離席する際には必ず机に軽く手をついて立ち上がるクセを利用、Win+Lを押しながら立ち上がるクセを付けました。この行動が常態化すると、立ち上がる際は常に画面がロックされ、セキュリティチェックでも大丈夫になりました。
【仕事】シフト表
2級UDコーディネーター(航空業)
我が職場は複数の業務が日替わりでアサインするため、また1日の勤務人数を調整するため、毎月シフト表をエクセルで作成します。
初めはそれなりにシンプルだったのですが、業務範囲が広がったり、時間帯勤務のメンバーが着任したりと環境が変わる度にひとつのファイルでまとめようと改良を重ねた結果、勤務人数を確認するのも一苦労になってしまい無用なモヤモヤ気分が拭えませんでした。
作成にも苦慮し、たった25名のシフト完成に丸二日半かかる始末。すべてを網羅できる外部ソフトも見付からず、作成者以外には理解しがたい長時間を費やし作成していました。
作業効率をあげるため、また将来的な担当者交代を見据え、見直しを提案。たたき案を担当へ渡したところ、作成者も手が付けられず困っていたことが判明しました。
日常業務の合間を縫って打ち合わせを重ね、本来のシフトを示すセルに対しある程度まで情報が読み取れる最大5文字の独自コードを新設することでコメントなどの裏情報を探す必要がなくなりました。色分けも注目が必要な業務だけに留めるなど、今までの固定観念を取り除き仕上がったシフト表は分かりやすく、目に優しい仕上がりとなりました。
さらに、作成のダブルチェック用に使っていた一覧表もチェックボックスを作り、確認事項以外はコメントをいれないシンプルかつ事務的なフローに変えたところ、作成時の疲労感は軽減されたようです。
作成時間が短縮されるにはもう少し改良が必要ですが、作成者も閲覧者も使いやすいとの声が届いています。今後さらに作成の負担が減るよう、見直していければと思っています。
【仕事】心地の良いポジショニング
2級UDコーディネーター(介護福祉士)
施設の利用者様の中に右マヒで右手首より先が全然動かせない方がおられました。車椅子上でも麻痺側に体が傾くことが多く座位が安定していませんでした。
そこで市販のクッションを麻痺のある右側に挟み姿勢を正していたのですが、それでは利用者様にとってクッションが邪魔になってしまい、食事やリハビリの塗り絵をする際にも落ち着ける状態ではありませんでした。そこで大きなバスタオルを2枚筒状に丸めたものを麻痺側の体と車いすの間に挟み、その上にもう一枚のバスタオルを同じように丸めて乗せ、その上に麻痺の腕をのせて、座位の安定を確保しました。ご本人様からも喜んで頂け、その後は他の職員ともこの方法を共有することが出来、介助者が変わっても同じケアが出来るようになりました。
【仕事】オンライン会議アプリを応用したUDC開発
2級UDコーディネーター(商品デザイン)
過去に事例のない新商品の画面設計を行う過程において、ユーザの課題解決にはUDCによる開発は欠かせない。しかしながら、産業機器を商品とする弊社のユーザは、工場という遠隔地且つ稼働中の閉鎖された機密性の高い製造場所で業務を行っているため、現場での作業状態を見聞することは非常に困難です。
そこで、事前にカスタマージャーニーマップによる潜在課題の探索と解決策としてのプロトタイプ画面を制作し、遠隔地の工場とオンライン会議アプリで繋いで画面共有を行い、実際に商品の画面を操作して業務を行うこととなる現場保全員の方によるユーザビリティテストを実施した。
会議アプリで画面共有することで、テストに参加した商品企画、ソフトエンジニア、UIデザイナーなど全員が各々手元のモニター越しにユーザの操作状況をリアルに体験することができ、録画もできたので、後の課題の深掘りや改善に多いに役立てることができました。
【仕事】高齢者の方との働き方
2級UDコーディネーター(デザイン)
スーパーの調理場で、高齢者の方との働き方に悩むオーナーさんから依頼を受けました。
70歳手前ということで、なかなか一つのことを覚えるのが大変で失敗につながってしまい、周りの人のやることが増えているというのが実態でした。厳しく注意をしたところ、余計に焦らせてしまって覚えるのに時間を要するようになってしまったとのことでした。
先ず、実際の調理場へ赴き、観察をさせて頂いた上で改善点を提案させて頂きました。
調理に使用する野菜が山積みになっており、何がが入っているか分からない箱も散乱していた為、箱には大きく太い文字で何が入ってるかを記入してもらうようにしました。何がどこにあるのかが判別し難い状態であった為、箱は箱、袋は袋で分けて頂きました。
毎日、今日はこの作業を行う(例:白菜の下の部分をすべてカットする等)という作業用用紙に沢山の事が記入され過ぎており、読みにくいものになってしまっていた為、なるべく文章は短く要点のみを大きめの文字で記入して貰うようにしました。二色ほどでポイントになる部分には色分けをして記入して貰うことをまず2週間行って頂いたところ、それぞれの分担が少しずつスムーズになっているのが分かりました。
働く方にとって、やる事が明確になったことで今までよりもそれぞれの分担に集中し、時間も短縮できるようになったとのことでした。また、ごちゃごちゃと小さな文字で書かれた指示書よりも、ポイントを押さえた短文での指示書の方が仕事が捗るようになったそうです。まだまだ改善できる部分はあると思いますが、半年ほどはこの内容で様子を見ていくそうです。
今回のことで、高齢になるに連れて老眼などで物が見えにくい状態であったり、若い人達よりも新しいことを覚えるのが困難な場合もあるということにも配慮しながら、皆にとって働きやすい環境作りが必要不可欠になると、改めて気付く機会になりました。
【仕事】多人数議論の会議への聴覚障がい者の参加
2級UDコーディネーター(サービス業)
大人になってからの聴覚障がいで、手話も不得意、唇を読むことで会話をしてきている従業員がおります。必要なこと以外にコミュニケーションを取らない傾向があり、周囲のメンバもコミュニケーションに消極的になってしまっていたが、インフラを整えることにより、多くの参加者が出る議論型の会議にも参加するように企画。当日は、議事録作成ソフトでテキストベースで議論内容を共有し、疎外感を感じないようにサポートし、本人の発言は事前に準備して他のメンバが代読するなど、限られた時間での議論をSTOPさせない且つ参加している感は維持するという取り組みを実践しております。まだまだ課題が多いですが、今後もツールを駆使して改善してまいります。
【仕事】日々のスケジュール管理について
2級UDコーディネーター(教育サービス)
私が勤務する職場の上司は、日々の予定管理が苦手です。当日の予定については、前日までにメモ書きし、口頭で伝えたうえでデスクに置いておきます。しかし、同じようなメモ書きが山積みになり、予定の把握ができなくなり、度々業務に支障をきたすようになりました。日々の予定を分かりやすく、確実に進めてもらうために、クリアファイルを使って1週間の予定の見える化を考えました。
上司のデスクに低めのパーティションを置き、月曜日から金曜日まで曜日別にクリアファイルを貼り付け、1週間の予定が目視できるようにしました。予定が入り次第、曜日別ファイルに入れて管理しました。当日朝にその日のファイル内のメモを確認してもらい、終了したものはメモを破棄してもらうことにしました。本人以外にも他のスタッフがファイルにメモが残っていないか確認し、早めに声掛けするなどしていく事で、当日の予定の把握漏れをなくし、確実に処理できるようサポートしました。
今までは、デスクの上には書類やメモなどが雑然と積み上げられていましたが、ファイルを使いスケジュール管理する事で、必要な情報をすぐに確認できるようになりました。上司本人が日々の時間管理を意識するようになった事に加えて、私達スタッフもサポートしやすくなり、無駄な業務を削減する事ができたと思います。
【仕事】ユニバーサルデザインを生かした図面チェック(図面チェック)
2級UDコーディネーター(建設業)
ユニバーサルデザインを生かした建築施工図の図面チェック(ミスを見逃さない)について考察しているところです。
図面にミスがあれば製品の作り直し・現場作業の増大・事故などにつながりコストも増えてしまいます。図面チェックでミスを見逃してしまう理由としては、時間が限られている、早く終わらせたいなどの気持ちの焦りもありますが、最近は紙からタブレットでのチェックに変化しているため、見過ごしてしまうことが多くなったような気がしていますので、このあたりの作業の仕方を考えていかなければと思っています。これから1年間の中で考察・検証してミスのない図面作成を目指したいと思います。
【仕事】コーポレートウェブサイト制作
2級UDコーディネーター(コーポレートデザイン)
コーポレートウェブサイト制作を4カテゴリ・テーマで20ページほど行った。
- 一般基準値であるAA視認性が取れるよう色覚特性のシミュレーションおよび文字サイズの検証を行い色彩設計を行った。
- PCで閲覧するユーザと併行して、スマホをはじめとしたスマデバ向けユーザへの配慮を行った。PC版、スマホ版、ipad版に分けてレスポンシブサイズに対応させた。
- 情報量は極力少なく伝えたい要点を簡潔にまとめる、UI操作の一貫性を重視した。コンポーネントは他ページとの整合も配慮し、調整を行った。
- 少ない操作での閲覧ができるよう、追従メニューやページ内リンクを設けた。
- 直感的に変化がわかるUI設計を心掛けた。メニューボタンは矢印アイコンと文字を併用し、明視性を向上させた。
- フォントの大きさは、JIS等で採用されている最小サイズ以下のものは取り入れず、視認し、可読性を考慮した。
- トップバナーは、スクロールして読まずとも、ある程度のコンテンツイメージが伝わるよう短編動画を掲載した
- 明視性を向上させるため、少ない文字情報に併せて画像イメージ掲載を行った
- プロトタイプでのユーザ評価を行い、UI操作に関する改善を行った。
以上の制作配慮を行い、ウェブサイトのアクセス数、滞在時間の向上させることができた。
【仕事】情報の共有
2級UDコーディネーター(建築営業)
お客様からの救急案件、例えばトイレの詰まり、給湯器の故障などのは連絡を受けた者から担当者への救急受付シート(ペーパー)での個別のやり取りを行っていましたが対応が遅かったり、時間がかかり再度の連絡があっても担当者以外状況が分かない状況が何件かありました。対策として、支店内に救急受付ボードの設置を行い、救急受付時に記入担当者を決め、その後の経過を記入する事で所内の全員が救急物件の状況を把握できるようにしました。又同時に新築、リフォームの進捗状況、注意事項、大工のローテーションも日々更新し所内掲示を行い、全体の動きを見える化することで「情報の共有」を行えるよう業務改善を行いました。今後も所内のコミュニケーション良くし、迅速で正確な対応で、お客様に喜んでいただけるよう工夫、改善を行っていきたいと思います。
【仕事】プロジェクトの進捗報告における改善
2級UDコーディネーター(製造業)
現在、自社が所属する業界団体にて、製品表示の基準を定めるプロジェクトに参加しています。
プロジェクトの目標は、消費者に製品を提供者の意図に即した形で使って頂くことです。また、基準を作る過程で、行政から承認を受けること必要があるため、行政、業界団体加盟各社、外部試験機関等、関係者も多岐に及びます。都度、進捗を共有する打ち合わせを合同もしくは個別に行っているのですが、なるべく円滑に情報共有を行うために以下の取り組みを行いました。
- 関係者のニーズに即した進捗資料作成
- プロジェクトの進捗について、経営層は概略を知りたがり、現場は細かい実験条件や詳細を知りたがるという異なるニーズを有している。一方、進捗資料はパワーポイントのファイルであることから、A:まとめの1枚のスライド、B:実験データや詳細を網羅したスライド群、C:概要(Bから主要部分を抜粋したスライド群)を準備し、現場向けには(1)A→B→Cの順番にまとめた資料、経営向けには(2)A→C→Bの順番にまとめた資料を準備することで、最小の工数(スライドの並べ替えのみ)でそれぞれのニーズを満たせる資料を構成した。
- 過去からの経緯が理解しやすい議事録への変更
- 打合せの議事録を紙に印刷して読むことがないことが確認できたので、議事録をワードから、エクセルに変更した。具体的には、従来、ワードで打ち合わせ毎に個別に作っていた形から、行に各案件を、列に日付を割り振ったエクセル表に変更し、各案件の過去からの合意事項、残課題等の推移が一目で理解できるようにした。
- 進捗報告資料の構成の標準化
- 進捗報告資料の構成を(まとめ、項目ごとに振り返り、合意事項、課題、次回までの宿題、参考資料)といった形で標準化し、毎回、遵守することで、過去の資料を見返すときも欲しい情報に迷うことなく到達できるようにした。
- オンラインミーティングのURLの統一
- オンラインミーティングのURLを都度、設定していた時には、開催時刻の設定ミス、参加者への連絡漏れ、参加者が前回のURLにログインする等に起因して、参加者の遅刻が生じていた。URLを統一することで、参加者のスケジューラにも常に同じURLを配信すればよくなったため、上記のミスが減り、定時に記載できることが増えた(まだ0ではない)。
【仕事】勤務終わりのタイムカード打刻
準1級UDコーディネーター(アパレル)
ショッピングモール内のアパレル販売員として働いています。いつも従業員出入り口でタイムカードを押してから2階の勤務店へ行きます。タイムカードは自己で管理しています。さまざまな勤務時間で働いています。勤務終わりの打刻を何度か忘れて困っていてタイムツリーに入力しましたが効果がないままでした。
うっかりしてUDCの学びを生かしていないことに気づき焦りました。我に帰り、どういう状況だとミスをするのか自分観察をし、どうすればバタバタとしていてもうっかりせず、必ずタイムカードを打刻できるか考えました。夜の勤務の時だけ打刻を忘れることがわかりました。どんなに気をつけていても忘れてしまいがちな環境に気づきました。なのでどんな状況であっても、何があってもうっかり忘れていても必ず思い出す環境を作れば良いのだと分かりました。
対策として従業員出入り口で警備員さんに渡すバインダーにあらかじめ勤務店にてタイムカードを挟んでおくことで打刻忘れは無くなりました。バタバタしていても従業員出入り口でタイムカードの存在に気付けるようになりました。
【仕事】手順書の見直し
準1級UDコーディネーター(製造業)
4月に転職したため仕事を教わる立場になりました。新しい職場には手順書があるはあるのですが、文字だけが羅列しているようなとても見づらいもので、研修期間、ほとんど使われることはありませんでした。そのためか、人によって手順が違っていたり、情報が共有されていなかったりということがありました。それではいつか自分ルールになってしまい、ミスの元になってしまうため、改定することにしました。
手順毎に写真をつけ、どのように作業を行っているか一目でわかるようにし、長文だった説明文を項目毎に短くまとめることで、要点をわかりやすく明確にしました。
見やすく、どのようにすればいいのかとてもわかりやすくなったと喜んでいただけました。
【仕事】DXとレリジェンシー強化について
準1級UDコーディネーター(小売)
VUCAと言われる先が簡単に見通せない事業環境が続く中、リスク管理として変化に耐えうる組織づくり、及びイベントリスクにも高い復元力を持つ組織づくりに尽力してきました。
まずはもちろん改悪ではなく、改善を前提とした労働環境や労働条件の改定を行い、ユニバーサルデザインの理念に基づき、より組織全体に公平公正であることを前提に関係する全ての特に作業環境や労働環境を整備しました。
当初はまずペパーレスやIT化進め、組織内における良好なコニュニケーションを維持しながら環境整備を支えるシステムとして展開を進めました。
第二段階として、当社の主たる事業である空港の小売(リテール)についても、リテールマーケティング(販売士)やVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の手法を取り入れ、同じくユニバーサルデザインの理念に基づき、販売現場の事業環境を整備してきました。
第三段階としては、社員の自然減耗及び事業拡大に併せ、配置人員のアウトソースを進めることにより特に人件費の変動費化を進め、突然のイベントリスクにもより耐性のある事業環境を整えるとともに、それを支えるシステムとして、店舗精算レジのセミセルフ化及びセルフ化、アバターを使用した、可能な範囲での無人化を進めました。
更に、特に負担が大きい経理業務において、ポスレジを通して店舗で販売する取引先との精算の仕組みを、ポータルサイトという、取引先から請求書をいただき精査し支払う地というプロセスを改善し、当社から精算額を提示し、双方で確認ができれば精算を行うという、ポータルサイトの運用を開始しました。本システムは現在でも中小企業ではあまり導入がされていないシステムで、取引先を含めたまさにDXとして展開ができました。
結果として、コロナ禍のイベントリスクにも耐え、その後の復元力を強化することができました。
引き続きUDコーディネーターとして学習したその知見をフルに活用し、問題解決および新しい持続可能な開発目標に相応しい創造を生み出したいと考えます。
【仕事】ブランド浸透の取り組みとしくみ創り
準1級UDコーディネーター(デザイン・ブランド)
自社のリブランドによる、ブランド浸透にあたり、段階を踏み2年かけて浸透活動を推進してきしてきました。
Phase1では、ガイドラインの策定、Phase2では共通して使う素材の準備、Phase3では具体的に実践として浸透活動を推進しました。大規模な組織変更も重なりそんな中で、ブランドの浸透をすることはとても難しく、マインドチェンジも合わせ取り組みました。
一見、UDCとは関係なさそうですが、企業内での実際の活動はまさまさしくユニバーサルデザインの必用な対応ばかりでした。
目に見えるガイドブックはあるけど、目に見えない活動や、形になっていない考え方など、立ち場や視点が変わると、やるべき方向も見え方も変わり様々な課題と向き合う事で一つ一つ解決しノウハウを提供しました。特にプロジェクト全体を俯瞰してみることの大切さ、広くではなく高い視点で物事を見ることにより、解決できることも増えました。
基本の知識やスキルを習得していたことで、具体的な指導もでき色々な人とコミュニケーションを取り、複数の組織間での実践が実現でき、ブランド浸透活動の基本になる「しくみ創り」として確立することができました。
今後もブランドの戦略や方針と結び付け、Innovationを実現し幸せになるしくみを創っていき、UDCとしてこの目標を大切に幸せな社会を作るお手伝いを継続して作ろうと思います。
【仕事】調査業務の見直しと改善 (仕事でのコーディネート)
1級UDコーディネーター(製造業)
定例業務で行う調査業務は、実施時期が決まっているため、業務計画をたてやすく、特に問題はありませんでした。しかし、もっと業務の効率化が図れるのではないかと、フォーマットや手順について、改めて第三者の目で見直しをしてみました。
まず手順の見直し後、フォーマットへの情報入力の更なる自動化を、数パターンの仮想調査をもって検証しました。結果、調査時間が従来の2/3に短縮でき、業務の効率化ができました。
定例業務、慣れた業務であっても、今一度、見直しを行い、効率化やミスの軽減を図っていくことが大切だと改めて感じました。