「生活」での優秀なコーディネートをご紹介
【生活】毎朝のお弁当作り
準2級UDコーディネーター(小売業)
4月から次女が高校生に上がるタイミングで、お弁当の盛り付けの手伝いもお願いする事になりました。
家族分のお弁当は毎日4つ準備が必要です。
当初は、まちまちの形や大きさのお弁当箱で対応していた為、弁当箱によって配置も変わり同じおかずでも、娘は盛り付けに手間取っていました。改善できないかと日々考えていたところ、お弁当屋さんの大量の盛り付け準備にヒントを経て、安価で手に入るカラフルの「ジップロックタッパー丸型」をお弁当箱にする事とし形を統一する事を考えました。タッパーの下にはご飯、上にはバラン3つに分けておかずの配置をする事を取り決めて改めて盛り付けを娘にお願いした所、弁当箱の形が統一できた事で盛り付けに手間取る事が無くなり、お弁当の準備時間は半分に短縮、朝のバタバタな時間にも余裕が生まれ今でも順調にお弁当作りが出来ています。
まさに我が家の生産性の向上に繋がり、小さな成功体験の一つになりました。ちなみにジップロックの蓋は赤・青・黄とカラフルで、父・母・娘2人用とお弁当箱の色分けも出来、大変便利です!
これからも普段の生活の中からの小さな気づきを大切にして行きたいと思います。
【生活】膝の不調で気づいたこと
準2級UDコーディネーター(コンサルティングファーム)
半月板損傷の影響で膝に水が溜まり、しばらく右膝が曲げられない時期を過ごしました。
階段は手すりにつかまり片足立ちでジャンプするように昇り降りし、自転車は左足だけでペダルを漕ぐなど、それまでとは違った体の使い方を強いられ、そのことで日常生活における新たな気づきがありました。
まずは電車の駅、特に乗り換えの時、想定を大きく上回る数の階段を通過しなければなりませんでした。普段から使っているルートなのにそれまではそのような事実を忘れてしまっていたのです。階段はどうしても昇り降りに時間がかかってしまうので後ろの人たちを待たせてしまうことが気になってしまい、とは言え幅の狭い階段では先を譲ることもままならず、とても焦ってしまいました。迂回してエレベーターを使うことも試しましたが、エレベーターは数が少なく、駅によってはエレベーター乗り場に至るルートがとても遠く、かえって大変でした。いずれにしても歩く速度が落ちたこと以外の要因で通勤時間が大幅に長くなってしまい、また心身ともに疲れてしまいました。
買い物や食事の際にもエレベーターが無い建物が意外に多かったり、大きな道路を渡る際に青信号の間に横断歩道を渡りきることができなかったりなど、体の制限を体験しないと気づかなかったことも多く、見えていなかったものが見えたように思えて貴重な体験ができたと感じています。
【生活】遅刻をなくす
準2級UDコーディネーター(主婦)
私は物心ついた頃から、学校や待ち合わせの時間に間に合わないことが多々あった。一時期改善されたものの、最近一段と酷くなり、何とか改善できないものかと自己分析を繰り返していた。
当初、朝起きることが苦手なことが主な原因だと考えていたが、昼や夜の予定にも遅刻することから、別の要因があるのではと考え、自分の行動パターンを日々振り返りながら分析した。
すると、興味があることを優先してしまう、後回し癖がある、時間の管理が苦手である、と、遅刻の要因となる要素がいくつもあることがわかった。
毎日おおよその時間で予定を立てているが、そもそも家事や自分の支度にかかる時間を把握できていないために、予定通りに行動しても出発予定時刻をオーバーしてしまう。それにもかかわらず家事や支度を後回しにしてしまい、予定の時間ギリギリまで始められず、それまでの時間を自分がやりたいことに費やしてしまっていた。
しかし、原因がわかっても直すことができず、遅刻する原因をなくすのではなく、遅刻しないで済む方法を考えた。
目標到着時間を早めに設定し、目標時間と予定時間の間にできなくてもストレスにならない程度の予定を入れるという方法だ。これにより、ちゃんと目標時間に向けて準備ができるようになり、目標時間を過ぎてしまっても予定時間までの間に入れた予定を切り捨てることで予定時間に間に合うようなった。
現段階では今までギリギリ間に合わなかったものがギリギリ間に合うようになった、という程度なので、余裕を持って行動できるよう、さらに改善していきたいと思う。
【生活】認知症のお師匠さん
準2級UDコーディネーター(広告)
プライベートとオフィシャルの中間に位置する活動事例を報告いたします。
古典芸能の習い事グループを運営しております。「義太夫の浄瑠璃」という声を出す芸事ですが、コロナ禍を乗り越え5年目に入ることができました。
はや一年以上前になりますが、お二方いるお師匠のうち、お一方が認知症との診断を受けられました。弟子たちから師匠のご家族に度々受診の提案はしておりましたが、なかなか思いが通じず、すっかり症状が進行してからの受診でした。現在もご家族の方針で、ご本人に告知なく「血圧の薬」と伝えるのみ、内服のみの経過でいらっしゃいます。
お稽古中でも生徒さんたちに隠しきれない症状が表れているように思いますが、師匠であることと、師匠であってもなくても個人の尊厳としてお守りすることを私の役目と思い、静かに振る舞っています。
認知症は、今や当事者か予備群か、介護者か、介護者の家族か、と誰もが関わる時代のように感じます。認知症もスペクトラムといいますか、多様で程度にも濃淡があったり、体調の良し悪しや、相手の対応次第で健常にも見えたりするものであるように思います。健常者との境界線を曖昧に感じることもあります。
今の私は、一つ一つを積み重ね、手探りですが寄り添う稽古場運営に努めています。
例えば、
・疲れたり混乱しやすいと言われている夜のご連絡は避け、午前中、遅くても日が昇っている時間帯にご連絡する。
・お稽古日が近付くとメール送信し、前日には電話を入れ、予定確認は略さず、時間も正しく伝える。
・お顔を合わせている時のご連絡は、ノートに記入してもらうよう、ノートを取り出せるまで待つ。筆記具も手渡す。
・ご自宅のカレンダーにも予定等を記入する習慣の師匠であるため、通いのお弟子さんと連携しカレンダーの状況を確認してもらう。
知識や技術情報の収集と、観察の日々です。認知症とは、日常生活が困難にはなりますが、幼少の頃から身につけられた芸に影響が出るまでにはまだまだ猶予があります。もちろん、受講の生徒さん方が享受なさるものと、認知症状に対して受け入れられる量のバランスが崩れる頃には講座をたたまなければなりません。お師匠は、芸と同様に心肺機能も高くていらっしゃり、予定確認や移動に少しのサポートがありさえすれば現役寿命が延ばせます。
UDの考え方は、高齢化に向かう伝統芸能の世界でも大切なことと感じています。課題(師匠が感じている困難)の発見と解決のためにも観察と検証(見守り)を繰り返し、不便さ(不安)や心細さの解消・軽減に努められたらと思います。
【生活】薬置きカレンダー
準2級UDコーディネーター(広告デザイナー)
月日が経つことに認知症の進みが増している1人暮らしの母親。週4のヘルパーさんの手を借りてはいるものの薬の量は増える一方でした。朝・昼・夜と異なる薬の為、目も悪いこともあり飲むのを忘れたり、同じ薬を朝昼夜と飲んだりと偏った薬の減り方が目立つようになりました。薬袋に朝昼夜と大きく記入しても効果が無かった為、ホームヘルパーや担当のケアマネージャーと話し合い、ポスター並みの大きさで曜日入りの31の枠をとったカレンダーを作成しました。1つのマスの中にはっきりわかる色分けをした朝昼夜用の3つのポケットを作り、その中に1個づつ薬を入れるようにしました。結果エラーはまだあるものの薬の減り方は以前よりも良好で、薬が残っていることでいつの飲み忘れを確認でき、以前よりも早めの対処ができるようになりました。
【生活】聴覚障害児 1人で体温計を使う方法
準2級UDコーディネーター(主婦)
医療的ケアが必要な息子は、学校へ登校する前に毎日体温チェックをして健康管理帳に記入する必要があります。一般的な体温計は計測終了を”音”(それも小さな高音)で知らせますが、重度聴覚障害で音が聞こえない息子にはアラーム音がわかりません。そのため今まではいつも周りの誰かが知らせていました。しかし、将来の事を見据えて体調管理が自分で出来るようになるために、1人でも計測出来る方法を考えました。
・iPadのタイマーアプリを利用
使用する体温計の計測時間+(余裕を持って)10秒ぐらいをセット
(我が家で使用の体温計は約20秒なので、30秒をセット)
→体温計のスイッチを入れて脇に入れてから、タイマーをスタートする。
iPadのタイマーは、デジタル表示と一緒に残り時間がイメージできるリングの表示があるので、
計測中も終了も認識しやすいです。この方法で自分で体温を測る事が出来るようになりました。
【生活】子どもが読む資料にふりがなを振って自信UP!
準2級UDコーディネーター(通信業)
小学1年のうちの娘は、工作教室に通っています。元々工作が好きなので、隔週のレッスンを楽しみにしています。
先生からは半年に一度LINEでカリキュラムが送られて来ます。親向けに作られた資料ですが、娘自身で前もって確認した方がさらにレッスンが楽しみになるかと思い、漢字にふりがなを振って、壁に貼り、私に聞かなくても今後のレッスンの内容を確認できるようにしました。
今ではレッスンが近づくと、娘が次のレッスンでどんなことをするか大きな声で教えてくれるようになり、事前にイメージを膨らませてレッスンに参加するようになりました。親に頼らなくてもできることが増え、自信も増したように思います。
【生活】「詰め替え用」の保管場所
準2級UDコーディネーター(書籍の編集)
5人家族の我が家は、お風呂のシャンプー・コンディショナー・ボディソープの減りが早いです。そのため、しょっちゅうお風呂場から「お母さん!無くなった~詰め替えて~!」の声がかかります。
そのとき私は夕飯の支度でバタバタしていることが多く、「ええ?また?いま?!」とイライラさせられていました。また、子供の寝かしつけと家事を済ませ、ゆっくり一人でお風呂に入っていたところ…石鹸が切れていることも。頑張った一日の終わりに、なんとか石鹸を絞り出そうとする自分に切なくなります(涙)
そこでふと、「別に私じゃなくていいじゃない。子供も小学生になったし、誰もが詰め替え作業できるようにすればいい」と思い立ち、詰め替え用の保管場所を洗面台下ではなく、お風呂場の棚に変更してみました。上段だけ空いていたので。
実証実験を始めてまだ一か月ほどですが、ピタリと呼び出されなくなりました!家族も、お母さんを呼び出すより自分で詰め替えた方が、手間がかからないと感じているようです。一人でお風呂中に石鹸がなくなっても、すぐに詰め替えられて切なさゼロ。棚の見栄えは少し悪いかもしれませんが、我が家の住人は全く気にしていないので、
これは我が家にとってのUDコーディネートだったと思います。
【生活】父の喘息の吸入薬
準2級UDコーディネーター(製造業)
喘息を長らく患っている父が朝夕吸入薬を服用しています。吸入薬は吸入可能回数が決まっており、吸入回数から使用可能な日数が決まってくるのですが、高齢の父にはこの理解が難しいようで、吸入可能回数を超えてしまってもそれに気づかず使い続けることが何度もありました。
そこで新しい吸入薬を開始する際に、使用可能期限の日付を書いた紙を吸入薬を置く棚に貼り付けることにしました。
これにより、今使っている吸入薬がいつまで使えるのか、まだ使えるのかの判断が容易にできるようになったと喜んでくれています。また私たち家族も取り換えが時期が容易に分かるようになり安心です。
【生活】メインキーをかけなくなった義母
準2級UDコーディネーター(人財育成)
夫、夫の義母、娘、私、の4人で暮らしています。我が家の玄関ドアは大きなガラス製の引き戸形式で、何年か前に中央鍵のみ防犯性の高いディンプルシリンダーに変えました。サイド(引手付近)の鍵は古いまま(ピンシリンダー)残してあります。
夫、娘、私の間では、施錠は中央の鍵(メインキー)のみ、が原則、サイドの鍵はかけないという暗黙のルールがあり、夫も娘も中央の鍵しか持っていません。義母にもそれを伝えていました。しかし、何度言っても義母がサイドの鍵をかけるので困っていました。
UDC2級の講義で、誤認・誤使用の例としてこの話をとりあげたときは「義母(軽い痴呆あり)は最近のことを覚えられず昔の行動をとってしまうのだろう」「貼り紙で注意喚起しようと思う」「いっそのこと(サイドの鍵を)取り外そうとも思う」といったことをお話ししたように思います。
結局貼り紙作戦も鍵取り外しも実行せず、「サイドの鍵を持っていない人が困るから」「真ん中の鍵だけで大丈夫だから」と何度声かけをしても効果はなく、両方かけるのは(最近、義父が亡くなったので)不安なのだろうなと、気にしない(放置する)ことにしました。
しかし最近、「左だけ」かけるようになり、防犯上これは困るな、とより気を付けて観察するようにしました。すると、「真ん中の鍵を(堅くて)閉められないのでは」ということに気づきました。なるほど、自分でやっても、時々うまく閉まらないことがあります。義母の力ではなおさら閉じにくいのでしょう。プライドが許さす、私たちにそのことを言えずにいるのは・・・、といろいろな思いがわいてきました。鍵のつけかえはなかなか難しいですが、少なくともサイドの鍵をを取り外すことはやめようと思います。ほぼ在宅で仕事をしている私が、気を付ければいいことです。
ほんのささいなことですが、これが利用者を観察することなのだな、と実感する出来事でした。
【生活】初入院での気づき
準2級UDコーディネーター(デザイナー)
人生ではじめて入院・手術することになり、体をうまく動かせない不自由さを体験しました。
今まで認識はしていても使用することがなかったベッドの柵や階段の手摺りのありがたさを感じると同時に、退院後、大型の駅の東西をつなぐ通路やビルとビルとつなぐ地下街などにベンチが少ないことに気づきました。体調が本調子ではないとき座りたくても座る場所がなく、壁に寄りかかって休むしかありませんでした。
必ずみんな一生健康でいられるわけではないので、都市計画の一環としてベンチがあったり高低差が緩やかであったり…と配慮がなされている街がこれから人を集めるようになるのだな、と気づきました。
【生活】タンスの有効活用
準2級UDコーディネーター(デザイン)
服を入れる必要がなくなった余ったタンスを、服以外のものを収納する引き出しとして活用しました。
家電等の取説や契約関係の書類などを入れる棚、ガムテープや工具類を入れる棚など、開けた際に探しやすいように余裕を持った入れ方にして、よく開ける棚には付箋を付けるなどして家族と共有しています。
使わなくなった冷蔵庫を収納場所として使用している方の紹介をTVで見たことがありますが、本来の使い方でなければならないという固定概念を捨て、うまく切り替えられる柔軟さが必要だと感じました。
【生活】文鳥へのユニバーサルデザイン
2級UDコーディネーター(デザイン)
文鳥を二羽飼っています。エサを入れようと文鳥のお家からエサ箱を取り出すときに、一羽はものすごく噛んできます。自分のお家に手を入れられることがすごく嫌なのだと思います。
私は慣れたので噛まれても平気くらいにエサ箱交換をしていたのですが、数日間留守にする際にはペットホテルに預けるためにペットホテルの人が苦戦していたようです。昨年預けたときにはお家の奥の方にあるエサ箱を少し手前に変えられていました。おそらく文鳥が噛むので奥まで手を入れるのを避けるために手前に移動したのだと思います。
そうすると人はエサを入れやすいのですが、文鳥側はいつものお気に入りの場所で食事ができず困っていました。お気に入りの場所からものすごく体を伸ばして苦労して餌を食べていました。
そこで今年ペットホテルに預ける際に、文鳥のお家の外からエサを餌入れに入れる仕組みをつくりました。仕組みといっても、お家の外から「じょうご」を差し込み、エサ箱に直接エサを投入するというだけの方法です。じょうごとともにエサ入れ方の簡単なマニュアルをペットホテルにも渡し、預けました。数日後に文鳥を引き取りに行った際には、昨年のようにエサ箱の位置を変えられることもなく、文鳥もお気に入りの場所で食事ができていました。
私もこの方法は楽なので(噛まれないし)普段から自分でもやるようになりました。簡単な方法ですが、人(飼い主・ペットホテル)、文鳥にとって、生活の中で困ることを解決できたUD実践と言えると思います。
【生活】給湯器を新しくしたらボタンを間違えやすくなったので、工夫してみた
2級UDコーディネーター(食品メーカー)
長い間使っていた給湯器がそろそろ交換の時期になりましたので、新しいものに交換しました。
使い勝手が変わらないよう、今までと同じメーカーで、グレードも後継機種のものを選んでみたのですが、給湯器は、設置後長く使っていたためか、後継機種であっても、かなりの違いがありました。特に、リモコンの見た目やボタンの色味や位置が変わっており、今までの慣れたボタン位置のつもりで、間違って押してしまうことを繰り返してしまいました。また、きちんと、ボタンには機能が書かれているのですが、今までのものより文字が小さく、読みづらいものでした。
そこで、よく使うもの、間違えやすいボタンがわかるように、よく使う方ボタンに目立つ色のシールを貼りました。
・よく使うポタン「自動給湯」と「追い炊き」。位置が上下でどちらか忘れる。(台所用)
・間違えやすかった「呼び出し」と「優先」。「優先」切り替えようとして「呼び出し」してしまう(風呂用)
・よく使うポタン「たし湯」と「たし水」。位置が上下でどちらか忘れる。(風呂用)
改めて、ボタンをよく観察してみましたが、小さいボタンに、「操作」と「イラスト(アイコン)」が書かれていました。文字を読めない人への配慮として絵も併記したのかと思いましたが、その分、文字が小さく読みづらくなるという弊害が生じているようでした。イラストのほとんどは湯舟のような四角で区別がわかりにくく感じました。
文字の色分け、イラストの工夫、枠囲みなどを使うとわかりやすいものになるのではないかと思いました。
【生活】隣組組長の仕事を予告型にした
2級UDコーディネーター(印刷、印刷機械販売)
4月から町内会隣組の組長をしている。母が一昨年から歩行が困難になり、私はフルタイムで働いているのでどうしようかと思ったが、参加困難な時間がかかる会合はコロナ以降は停止中ということでお引き受けした。しかし、参加困難な会合が無くなっても、困ることはまだある。
私が所属する組は11軒。我が家以外は、引退した元気なお年寄り、専業主婦のいる家、地元で店舗経営の3パターンで、時間の都合の自由度が高い(か、自分以外にも仕事の引き受け手がいる)。平日(水曜はテレワーク)は大阪市内で働いている私と全く時間が合わない。母が対応できないため、集金等に何回も来ていただいたりして恐縮することも多く、また、私の在宅時に来られた際にも現金が用意できていないことも多々ある。毎回お釣りをいただくのも心苦しい。という状況でお世話になっていたが、以下のようにして組長をこなしている。
主な隣組組長の仕事は、下記の2つである。
1.毎月10日19時に配布物を町会館へ取りに行き、自組の各家に配布、回覧板を回す
2.町内会、神社の奉賛会等の会費の集金
(1.について)
10日が平日の際は仕事の兼ね合いもあり、職場から毎回フレックスで19時に間に合うように帰ることは難しいが、その日をテレワークにしてもらうことで解決した。勤務時間もフルで仕事がこなせる。
(2.について)
私の自由に時間が使える日は水曜のテレワークの昼時間と土日祝のみ。仕方がないので、予告を打つことにした。集金がある際は「○月○日(土)、○月○日(日)、○月○日(水)のお昼頃に○○の集金に伺いますので、○○円ご用意ください」と書いたチラシを作り、回覧板のトップに挟むか配布物に添付した。するとかなりの確率で1日目で集金を終えることができている。お釣りが要る家も稀だ。回った家で「予告をしてくれたら助かる」「今度使わせてもらうわ」と言われた。集金に回られる方も「いつ、いくら」が知らされていた方が圧倒的に便利だろうに、今まで時間の自由度の高さでかえって連絡が疎かになっていたらしい。隣組の組長さんに聞いても「わりと何回も集金に回るで」と言う。小さなことだが効果は大きかった。
(余談)我が組の記録を見ると歴代の組長が皆、町内会費を半期ずつ集金していて私もそれに倣ったが、納金の際に役員の方に「1年分でもいいよ」と聞いたので、次の組長の人に教えて集金1回分楽をしてもらおうと思う。
【生活】眼球使用困難症についてのフォーマット作成
2級UDコーディネーター(無職)
【どのようなシーンで使用するのか?】
眼球使用困難症患者が 個々の症状・特徴を 眼球使用困難症ではない人に、簡潔に伝える際に使用【目的】
患者の「説明できない」・周囲の「理解ができない」
お互いの「伝わらないもどかしさ」を軽減する為
【フォーマット作成のきっかけ】
眼球使用困難症者は 症状を説明するのが 難しく、他人との交流のハードルが高く、孤立しがちだと思ったから。また、私も職場にうまく説明できないまま退職したことに後悔したため
【フォーマットの形式】
合計3枚で構成
1枚目「このトリセツを読む人へ」
・眼球使用困難症ではない人に向けて
・このトリセツの目的・説明・注意事項について
・眼球使用困難症が誤解されやすい理由について
2枚目「わたしのトリセツ」
・患者個人の症状についての説明
3枚目「このトリセツを書く人へ」
・眼球使用困難症の患者に向けて
・このトリセツの目的・説明・注意事項について
・書き方/使用方法について
【フォーマット内容のポイント】
1枚目「このトリセツを読む人へ」
・簡単な漫画のような形式で話を進める
・眼球使用困難症そのものの説明はしない
2枚目「わたしのトリセツ」
・左右で記入事項を分ける
《左側》
・眼球使用困難症の主な症状を チェックボックス付で並べておく
→自分に当てはまる症状にチェック入れてもらう
《右側》
・左側でチェックした症状を細分化して記入
→「シーン」「どのように困るか?」「自分で対策できること」「配慮してほしい・お願いしたいこと」に分ける
3枚目「このトリセツを書く人へ」
・トリセツの書き方より 使用方法に重点をおく内容にする
【生活】家族共有のリビングルーム荷物の整理整頓
2級UDコーディネーター(無職)
自宅の建て替えのため、一時的に一戸建てからマンションに引っ越しをすることになりました。その際新たに引越すマンションの方が部屋数も少なく、各部屋の面積も小さい状態になりました。部屋数が少なくなるのに伴ない入りきらない家具などは処分し、新しいマンションに荷物が入るように調整しましたが、課題となったのはそれまで共有の場所に何となく置かれていた書籍、小物などの荷物の取捨選択とその置き場所でした。これらは新しいマンションの家族共有のリビングルームに置くものと家族間の共通認識はありましたが、具体的な整理整頓の方法は決まっておらず、そのままだとリビングルームに適当に放置されたり、使いにくい場所に詰め込まれたりしそうな状況でした。
この課題に対して、以下のような方法で解決を図りました。
まず、リビングルームに収まりの良い収納ボックス(8つのスペースに分けられた本棚のようなもの)を用意し、家族4人に対し1人2スペースずつを自分のものとして与えました。次に引越し前に共有の場所に置かれていた書籍、小物などを自分のスペースに入る範囲て各自取捨選択し実際に収納ボックスの自分のスペースに整頓するようにしました。
最後に多少の調整は必要でしたが、概ね上記の方法で課題となっていた書籍、小物類は使いやすく、また綺麗に暮らしやすく整理整頓できました。この課題解決に際してはユニバーサルコーディネートの視点が役立ちました。
【生活】家族共有のリビングルーム荷物の整理整頓
2級UDコーディネーター(無職)
自宅の建て替えのため、一時的に一戸建てからマンションに引っ越しをすることになりました。その際新たに引越すマンションの方が部屋数も少なく、各部屋の面積も小さい状態になりました。部屋数が少なくなるのに伴ない入りきらない家具などは処分し、新しいマンションに荷物が入るように調整しましたが、課題となったのはそれまで共有の場所に何となく置かれていた書籍、小物などの荷物の取捨選択とその置き場所でした。これらは新しいマンションの家族共有のリビングルームに置くものと家族間の共通認識はありましたが、具体的な整理整頓の方法は決まっておらず、そのままだとリビングルームに適当に放置されたり、使いにくい場所に詰め込まれたりしそうな状況でした。
この課題に対して、以下のような方法で解決を図りました。
まず、リビングルームに収まりの良い収納ボックス(8つのスペースに分けられた本棚のようなもの)を用意し、家族4人に対し1人2スペースずつを自分のものとして与えました。次に引越し前に共有の場所に置かれていた書籍、小物などを自分のスペースに入る範囲て各自取捨選択し実際に収納ボックスの自分のスペースに整頓するようにしました。
最後に多少の調整は必要でしたが、概ね上記の方法で課題となっていた書籍、小物類は使いやすく、また綺麗に暮らしやすく整理整頓できました。この課題解決に際してはユニバーサルコーディネートの視点が役立ちました。
【生活】子供のおもちゃ収納の改善
2級UDコーディネーター(印刷業)
子供のおもちゃがいつも散らかっていて、片付けるように言っても自分ではやってくれず、子供と一緒に片付けたり、余裕がないときは、夜に子供が寝てから私が片付けたりする毎日が続いていて、困っていました。
どうして片付けてくれないのか、観察してみたところ
・フタがついているので開けるのが面倒
・区分けをしていないので、どこに何を入れたら良いかよくわからない
・おもちゃが多すぎて上手く入れらない
という問題があることがわかりました。
まずは、よく遊んでいるおもちゃだけに絞り、おもちゃの数を減らしました。
次に収納ボックスをすべて見直し、フタなしの引き出しタイプの出し入れしやすいものに変えました。
最後に、どこに何を入れるかわかるように、子供でもわかるひらがなとイラストでラベルを付けました。これにより、子供でも片付けがしやすくなり、自分で片付けてくれるようになりました。
【生活】友人のために
2級UDコーディネーター(製造業)
友人が携帯で動画をとってもたいてい録画されていないことが多いのでどのように動作しているか確認したら、「カメラアプリを立ち上げてビデオにした。」とのこと。
私は普通に写真撮るときは?と問いかけたら「カメラアプリ立ち上げボタン押してとってるよ」と。ではなぜビデオの時はボタン押さないの?と聞いたら?「あ!そうだね。」と返答が。確かに友人は携帯などデジタルに弱いが全くダメなわけではない。
そこで動画が撮れているときと撮れていないときの状況を確認したところ、急いでいる時や興奮しているときが特に撮れていないことが分かった。(本人曰く興奮しているときは写真だとちゃんと取れないだろうからビデオでとれば撮り逃しがないのでビデオにしているとのこと)まー録画出来てないから私にしはどっちにしてもだめじゃんと思ったが・・・
とにかくあまりにもかわいそうなので写真を撮るときも動画を撮るときも必ず
1,アプリを立ち上げる
2,ビデオモードにする(写真の時でも写真モードにする)
3,ボタンを押す
この3項目の動作は難しいことではないので「1,2,3」と動作すれば大丈夫だろうとおもよと伝えてあげたら「1,2,3」と声に出しなら動作して「確かに1,2,3と言いながらとれば撮れるし忘れないね」とのこと。
しばらくしてその後どう?と聞いたら「1,2,3言いながらとってる。頭で考えなくて体?指が動くので急いでとってもちゃんと撮れるようになったよ」とのことでした。
【生活】コーディネートをする対象を見極めたい
2級UDコーディネーター(デザイン業)
緑内障と黄斑変性の母は、患ってから少しずつ日常生活が困難になってきました。しかしなるべく自活できるよう、洗い物や後片付けはしてもらっていますが、拭き上げた食器が食器棚の元の場所に戻らずバラバラになっています。目からの情報が薄いので、記憶力も劣ってきています。
本人も「ああそうか…いつも分からない」と言います。最初はいつもの場所にないのは困るだろうと、私が指摘をして元の位置に戻しておりました。
何か良い方法はないだろうかとも考えましたが、最近は元の場所ではなくてもいいのではと思うようになりました。
器は入れる事ができたら何でもいいし、間違いというのもない。自分でできている事の自信を失う方がいけないのでは?と思いました。
それから母が食器棚から持ってきたどんぶりにおかずを入れて食べていても、「あら、どんぶりだったわ」と言うだけで何も困ってるわけでもないので、これはこれでいいかと思って放置しております。
【生活】母のオムツの話
2級UDコーディネーター(サービス業)
母親が91歳になり、日々の老人力が少しずつ高まっています。幸いなことに一人で歩けますが、トイレの問題があるため、オムツをしています。この1年前から、履いているスラックス(または短パン)の上からオムツをすることが多くなってきました。最初、自分がそれを見た時はオムツを履いているにも関わらず、スラックス(または短パン)の上から1枚履いているので、2枚履いているから脱ぐように話をして脱いでいました。日を追ううちにその回数が増えてきたので疑問に思い観察したところ、オムツで用を足しているにも関わらず履き替えたと思い込んでスラックス(または短パン)の上から1枚履いていることがわかりました。それ以来、多分オムツが濡れているからトイレで確認して履き替えるように話をするようにしたら、十中八九当たるようになりました。観察することと想像力を働かせることは大事であることを再認識しました。
【生活】感覚過敏の様々なアプローチ
2級UDコーディネーター(印刷)
小学生の息子は発達障害があり、感覚過敏(特に視覚過敏)があります。視覚から入る情報に反応しやすく、興味のあるものには無意識で触ってしまったりなど、トラブルが絶えません。
家で集中しなければならない場面では、机の周りに仕切り(カーテン)をして気になるものを見えなくする、机の上を片付けるなど、配慮をしています。
感覚過敏には「得意な色・苦手な色」があるとのことで、専門家に見てもらい、色の入ったメガネを作りました。それをかけることにより、感覚が整って体幹がしっかりとし、書字や運動がスムーズにできるようになりました。
子供がスムーズに物事に取り組めるよう、周りの大人が物理的に環境を整えてあげることや声かけをすることも大事ですが、大人のキャパシティにも限界があります。子供本人の感覚を整えるために、メガネや靴のインソールや薬などの手助けを受けることも、スムーズな生活を送る上で非常に大切だと感じています。
「みんながストレスを抱えず、笑顔の溢れる生活を送る」という目標を達成するため、様々な方面からのアプローチをこれからも行なっていきたいです。
【生活】体調不良をきっかけに自分を見つめ直すことができたこと
2級UDコーディネーター(建築関連の営業職)
現在の会社に入社して、約1年半になるのですが慣れない作業や人間関係のことで悩み過ぎた結果何度か体調を崩していました。早く仕事を覚えなくてはと無理をした結果が、体調を崩す結果になったのだとも思われます。少し前の6月29日~7月1日にも体調を崩し、そこにコロナの症状も加わり体が動かない状況になってしまいました。
このままではいけないと思い、自分の時間を見つめ直し改善する決意をしました。
時間を改善するためにおこなったことは、(1)1週間のスケジュールと1日のスケジュールにおいて具体的に何をすべきなのかを紙に書き出し整理すること。(2)自分の要領を超えそうな頼みごとはしっかり断ること(3)他人の仕事も大切だが自分の仕事に集中すること。(4)体がきついときにはしっかり休むことを行っていきました
その結果、以前よりは無理をすることなく働いていけるようになりました。
今後も大変なことはあると思いますが、まずは自分の気持ちを落ち着かせ整理していくことで効率のよい仕事に繋がっていくと思われます。
【生活】朝夕の投薬忘れ防止
2級UDコーディネーター(製造業)
昨年、大病をし、1日の決まった時間に必ず服用しなくてはならない薬ができました。同じ時間に服用することが推奨されているので、まず、飲み忘れても短時間でリカバリーしやすいように、服用する時間を「朝」にしました。(夜だと就寝中でその間はリカバリーできない。)
次に、朝用と夜用の小さい仕切りのあるサプリメントケースを用意し、それぞれ1日ごとの薬をセット。2つのケースを同じところに置いていて、朝夜の服用時にケースの残量を見て飲み忘れがないか確認できて安心なのと、あらかじめセットしておくことにより、それぞれの薬やサプリメントの袋から出す手間も省け、短時間で服用できるので忙しい朝に重宝しています。
また、万が一の飲み忘れに備えて、必ず1錠は持ち歩くようにしています。(古くならないようにたまに新しいものに交換。たった1錠ですがローリングストックです。)まだこの1錠を服用したことはありませんが、今後も続けていくつもりです。
【生活】予備の置き場所
2級UDコーディネーター
生活用日の予備は安い日に買って、押入れの棚へ押し込んでいました。予備が必要になる時は大抵急いでいますが探し出すのに時間かかり、見つけられないこともありました。家族が誰でも予備をすぐに見つけられるよう、置き場所と一緒のところへ、予備も置く事にしました。例えば掃除機フィルターなど。今は近くを探せば家族誰でも見つけられます!
【生活】父の初めての帰阪
準1級UDコーディネーター(旅行業)
関西空港から初めて1人で家(大阪府内)に帰ることになった父・83歳のためにガイドブックを作成しました。往路は私も同行するのですが、帰路は単独で帰る行程です。
大工だった父は1人で電車に乗る機会がほとんどありませんでした。「○○線▲▲行に乗る」だけではきっと不安だと簡単に想像できました。いろいろな行き方・乗換方法がある中で、ひとつだけにしぼりました。エスカレーターに近すぎる車両は時間的に混雑するので、乗り遅れや降り遅れの可能性も考慮し、かといって遠すぎると降りた瞬間どちらに進めばよいかわからなくなるかも・・・など課題はたくさん。
実際に現場(駅)での見え方や間違えやすい表示などを確認すると、紛らわしい案内板をいくつか発見しました。列車内の到着アナウンスも耳の遠くなっている父には気づかないだろうし、余計な情報が多すぎると再発見。推薦する乗車車両も記載。完成したガイドブックを電車にあまり乗らない妹や姪っ子にも見せてわかりにくい表現はないかチェックしてもらいました。
帰省も終わり、現地空港へ見送りに行き帰路の方法を再確認したところ、肝心のガイドブック紛失が判明。そんなこともあろうかともう一冊準備していましたのでそれを渡して離陸していきました。
結果は、予備案の空港で一時間半待ちをする隣りの市へ行く直行バスを利用して帰りました。電車で帰れば、このバスの出発時間には帰宅できるのですが、時間より安心を選んだようです。
また、父は携帯電話をマナーモードにする習慣がないので、ガイドブックには「マナーモードにする・解除する」も記載。この時に作ったガイドブックの経験は仕事用に活用中。
旅のしおりはわかりやすいことが当たり前ですが、ご年配の方にわかりやすいことは本人だけでなく、送り出す家族の安心にも繋がると実感しました。
【生活】AEDを使った救命について
準1級UDコーディネーター(メーカー)
消防局の救命講習を受講し、AEDを用いた心肺蘇生法を学びました。初めて訓練用AEDを操作しましたが、AEDは機種により使用方法が少しずつ違うとのことで、どの機種で救命講習を受けたかなど、経験の差により実際の場面での対応力に差が生じるかもしれないと思いました。また、表示ランプや色による表示、日本語の音声によるガイドに対しては、色の見え方や音声の聞こえ方、日本語の理解など、利用者によってわかりやすさ・使いやすさに差があるだろうと考えました。
講習を受講した日から、AEDの設置場所を意識して確認するようになりました。このことを家族に話したところ、私は自社にAEDが設置されていることを知っているので、もしもの時は近隣の事業所を探すことを考えましたが、小学校で救命講習を受講した子どもたちからは、小学校にはAEDが設置されているため小学校を探すとよいとの話を聞くことができました。講習会では、AEDを探す方法として、「AEDマップ」が紹介されましたが、マップ上に表示されたAEDが施設内のどこに設置され、誰に声をかければよいかといったその場の対応は、普段利用している施設かどうか、救命講習をいつどういった機会に受講したかなどの知識や経験によってさまざまだろうと思います。AEDを使用して救命に役立てるには、適切に使用することだけでなく、短時間のうちに探し出し現場に届けられる対応力も求められると考えました。
講習では、実際にAEDを使って救命できたケースは多くないとのお話を伺いました。もしもの場面でAEDを利用できる状況となった場合に、その場に居合わせた人たちの様々な状況や対応力を理解し協力を得て、命が救われるようコーディネーターとしてかかわることができたらと思っています。
【生活】弱視になった父の理解とサポート
準1級UDコーディネーター(社会福祉)
加齢黄斑変性症で父の視力が0.05程度にまで低下した。明暗はわかるものの白く霞がかかったような見え方になったが、当人はあらゆる工夫をして日常生活を送っている。自分のスリッパを見分けるために濃いグリーン地に白のシールを貼り、リモコンの場所を探すためにリモコンを重ねておかないようにする、色のついたハンガーを並べて場所の確認をする、電気ポットの操作は触覚と記憶を駆使して行うなど。しかし不可能なこともある。郵便物の見分け、手書きのサイン(大きさやまっすぐ書くこと)、時計の読み取り等。ユニバーサルデザインで勉強した知識により、本人の工夫の必要性や効果が手に取るようにわかる。また、必要なサポート(自力でできることはサポートしない方がよいので)、道具によってクリアできることについてのアドバイスなどもかなり効果的にできていると実感している。
【生活】ストック食品を夫が把握しやすいように工夫
準1級UDコーディネーター(不動産賃貸業)
食品のストック、日常的に使うものと災害時の非常食を分けて家の中のあちこちに保管していた。自分は種類と量を把握しているつもりだが、夫は、その時の気分で、家にあるものを買ってきては「沢山あるのに~」と私におこられることが最近増えてきた。
これは、物の置き場所が統一されていないことが悪いのだが、もう一つ原因があると思う。食品を補充する人がこれまで妻一人だったところに、夫も加わる、物を買って家に持ち込む人が二人になったことだ。我が家のきっかけは夫のリタイア。在宅ワークで旦那さんが家にいる時間が増えた家庭でも起きそうだ。
解決策として、キッチンそばの棚を食品庫的に使えるスペースとし、夫がいつも自分のために買って保管しているアイスコーヒーのボトルと他のストック食品を同じところに置くことにした。よく開ける棚に保存食品があるので、何がどれだけあるかがわかりやすくなり、かたよりや、無駄なため込みが減ってきた。私自身もあちこち探す手間が減って楽になった。