「UDC公認カリキュラム」導入をご検討のみなさまから「よくあるご質問」をまとました。
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ユニバーサルデザイン(UD)って、なに?
子どももお年寄りも、女性も、男性も、障がいのある人もない人も……想像できないほど、さまざまな身体能力を持つ人々がいっしょに暮らし、同じモノを利用しています。いろいろな立場の人がいっしょに、より便利に使えるように、製品や建物・空間をデザインしていこう!という考え方と、それをベースにつくられたモノや環境を「ユニバーサルデザイン」と呼びます。ご家庭やお客様から「製品や場所、サービスがわかりにくい!」「危ない!」といった声を聞いたことはありませんか?ユニバーサルデザインは、そんな日常の不満を改善します。今、ユニバーサルデザインの正しい知識とノウハウ、考え方を操れるスペシャリストの存在が強く求められています。
ユニバーサルデザインコーディネーター資格の活用範囲は?
実際のユニバーサルデザインの導入は、コストやデザインなど色々な制約条件を抱えた製品や施設、サービスを対象に実建築、住宅、交通、街づくり、工業 製品、日用品、情報……私たちが生活するさまざまな場所や状況にかかわっています。ユニバーサルデザインは、多くの分野から、それぞれの専門家が求められています。ユニバーサルデザインコーディネート理論を習得し、それを応用できる専門家を認定する資格が、「ユニバーサルデザインコーディネーター」です。ユニバーサルデザインコーディネーターは、福祉・医療はもちろん、都市計画や店舗設計、各種メーカーや各種サービス業などさまざまな分野が注目しています。さらに個人のケアプランやライフプランなど、高度多様化が加速する現在、ユニバーサルデザインコーディネーターの活躍が、時代・社会・環境・市場の欲求に応えています。
ユニバーサルデザインとバリアフリー、どこが違うの?
健康な成人男子に焦点を当ててつくられたモノや場所は、子どもや女性、障がい者や高齢者にとっては、 使いづらかったり使えないことも多くあります。このバリアを減らしていこうという考え方がバリアフリー。これはこれでとても大切なことですが、ユニバーサルデザインとの大きな違いは、バリアフリーが生活弱者などの特定の人だけに焦点を当てているのに対して、ユニバーサルデザインは特定の人はもちろんその他の人を含む全体を対象にしていることです。真の狙いは「もともとバリアのない世界の構築」であることから、新規にモノをつくろうとする行政や企業は、できるだけ早い段階から企画参加し、ユニバーサルデザインの考え方を反映させていくことが必要です。
デザインというけれど、その範囲はいかほど?
ユニバーサルデザインのデザインとは、もちろん見た目の美しさだけではありません。サインなどの視覚的なモノでも目的を達成するための機能はもちろん、製品の使い勝手やサービス、使用環境やシステムなどを含む仕組み全体を指しています。公平で自由度が高く、使い方が明確で、必要情報がすぐに理解できる。安全で無理がなく、アクセス・操作のしやすい広さを確保する。そして、今あるものに比べて、わかりやすい、使いやすいと感じる人が増えているか?という相対的な視点も大切。ユニバーサルデザインは、製品や環境、コミュニケーションをはじめ、幅広い分野にかかわるスケールが大きく、貢献度の高い設計です。
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